PRIDE-ZEH

太陽光発電システム

ゼロエネルギーを実現するため、創エネ:太陽光発電システム。

ZEHでは、住宅で使うエネルギーはその住宅で造るのが基本ですから、創エネルギー設備が不可欠です。
一般住宅で、エネルギーを生み出す創エネ設備機器と言われているのは、太陽光発電システム、そして給湯システムであるエネファームとエコウィルでしょう。

エネファームは、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムのこと。燃料電池とは、水素と酸素を化学反応させて電気を生み出すもの。
エコウィルは、ガスでエンジンを動かして自宅で発電するもの。
どちらもガスの供給が無ければエネルギーを創り出すことができません。
現在、日本は石油や石炭などのエネルギー資源のほとんどを諸外国からの輸入に頼っていますが、こうした化石燃料は使い続ければいずれなくなってしまうもの。
その意味では住まいの光熱費をゼロにすることはできません。

ZEH住宅で最も多い創エネ設備機器は、やはり太陽光発電システム。
太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーから電気を作り出すシステム。
太陽の光という無尽蔵のエネルギーを活用する太陽光発電は、年々深刻化するエネルギー資源問題の有力な解決策の一つです。
屋根に設置した太陽電池モジュールで太陽光エネルギーを電気に変換、使用する電気を分配し、余った電気は電力会社に売却するものです。
太陽光による「創エネ」は光熱費の節約と同時に、燃料となる原油や樹木など環境の保護にもつながります。
一般的な家庭で必要な太陽光発電の容量は、平成28年のZEH補助金申請では、5kW未満が最も多く、4~6kWがボリュームゾーンとなっています。
一般的な住宅の屋根面積を考えると、4~5kWが妥当な容量と思われます。

一般的な住宅の必要電力量、屋根面積を考えて最適な発電量

新築一戸建て住宅において、光熱費ゼロも達成できる「太陽光発電の家」は標準化してきています。
住宅に適切なパネル容量は平均で約5kWと言われています。
オール電化の場合は平均値よりも多め、ガス併用の場合は少な目で設計してもゼロエネが達成できる計算です。

5.3kWを標準